昨年末に海外FA宣言したものの、受け入れ先が見つからず阪神に残留、「メジャー帰り厚遇」ともいえる高額契約を獲得した鳥谷敬。チーム内に不協和音が起き、ファンからの指摘も手厳しい。対照的に、この騒動の渦中で株を上げた意外な男がいる。鳥谷の有力移籍先として名前の挙がっていたブルージェイズに残留が決まった川崎宗則だ。
「川崎はマイナー契約ですが、当初から“マイナーでも野球ができる喜びがある”と発言していました。そのうえ今オフ、ソフトバンクの王貞治会長が川崎と何度も食事をし、10倍以上の年俸で声をかけたが拒否されたことを明かした。
鳥谷と正反対の決断が日米でファンを増やしている」(スポーツジャーナリスト)
※週刊ポスト2015年2月6日号