イチローがマイアミ・マーリンズと1年契約で合意したが、この新天地はイチローにとってどのようなものになるのか。米紙スポーツコラムニストは監督がマイク・レドモンド氏であることは好材料だと指摘する。
「レドモンドはツインズに在籍していた現役時代にイチローと数多くの対戦経験があり、当時からリスペクトしていた。出身はシアトルで、イチローとは話が合うでしょう。エゴや先入観を持たない人物として知られ、ヤンキースのジラルディ監督より相性はいいはず。
それにレドモンド自身、現役時代はイヴァン・ロドリゲスやジョー・マウアーといったスター捕手の控えに徹してきた。だからこそ、今のイチローの気持ちは手に取るように分かる」
レドモンド監督就任後の2年間、139勝185敗とパッとしないマ軍だが、今季はリーグ屈指の野手陣を手に入れ、ポストシーズン進出の可能性が高まっている。シーズン終盤、歓喜の輪の中心にいるイチローの姿を見たい。
※週刊ポスト2015年2月6日号