スポーツ中継には欠かせない解説者。その道のプロが任せて安心だと考える解説者はいったい誰なのか、気になるところ。
サッカージャーナリスト。自身もイタリアやブラジルのリーグで解説をしている『サッカーキング』統括編集長・岩本義弘さんが推薦する名解説者を聞いた。
■福西崇史さん(38才)
長年、日本代表チームの中盤を支えた確かなサッカー観、戦術眼を持ち、状況ごとの選手の心境分析などにも定評あり。「ボランチとは中間管理職のことです」というコメントは、守備的ミッドフィルダーの役割(遠藤保仁のポジション)をわかりやすく解説したもの。
■戸田和幸さん(37才)
元日本代表。2014年に解説者デビューして大ブレイク。現役時代の激しいプレースタイルからは一転して、論理的かつクレバーな解説で視聴者の心をつかむ。ブラジルW杯のギリシャ戦で、「ひとり退場してから形を変えたので、点を取るのが難しくなる」とハーフタイムに後半の苦戦を予想。
■セルジオ越後さん(69才)
サッカー評論家。勝ち試合でも苦言を呈することが多いため「辛口」と評されるが、言いづらいことをズバッと斬り込む姿は痛快のひと言。ユーモアもたっぷりだ。
※女性セブン2015年2月12日号