2月1日、プロ野球12球団が一斉にキャンプインしたが、昨年惜しくも日本一を逃した阪神は「今季こそ」という思いが例年に比べて強い。
球団創設80周年の節目の年でもある。補強には失敗したものの、海外FAを宣言した鳥谷敬の残留が決まって戦力低下を回避し、30年ぶりの日本一を目指す。
だが、ある阪神OBはこう語る。
「話題は全部、江夏・掛布コンビに持っていかれるんやろね」
沖縄・宜野座では江夏豊臨時コーチ、そして掛布雅之GM付育成&打撃コーディネーターという2人のレジェンドOBが初日から指導することが決まったが、2月7日までの期間限定。
そのためファンとマスコミの注目は最初の1週間だけと予想されている。
「その後は出がらしや。選手にはOBに全部話題をさらわれんように頑張ってほしいけどな」(同前)
※週刊ポスト2015年2月13日号