1月22日、東京ドームで開催された「第14回国際キルトフェスティバル」に姿を見せた秋篠宮家の次女・佳子内親王。
成年後、皇居と赤坂御用地を離れて行なう初の公務だけに注目度は高く、展示された作品を見て「かわいい!」と声をあげる様子が繰り返し伝えられた。
昨年12月29日に20歳の誕生日を迎えてから1か月、一般参賀や講書始の儀、歌会始の儀などの公務に始まり、学習院女子中・高等科の卒業生が成人を祝う「桜花会二十歳の同窓会」に振り袖姿で出席した様子など、連日佳子内親王の一挙手一投足が報じられている。耳目を集める理由は、その容姿だけではないようだ。
佳子内親王は昨年12月、初の記者会見で「短所は父(秋篠宮)と同じように導火線が短いところ」、「理想の男性像は、一緒にいて落ち着ける方」と自らを語る「いまどきの20歳」らしい姿が話題になった。そうした注目がこんな現象を起こしているという。宮内庁関係者が語る。
「佳子さまへのご公務の依頼が殺到しています。庁内には他の女性皇族とのバランスを考えるべきだという考えもある一方、秋篠宮家を担当する職員たちは総じて歓迎しています」
「男性皇族を傍らで支えるパートナーと見られがちだった女性皇族は平成皇室の公務を担う重要な存在となっている」と皇室ジャーナリストの神田秀一氏はいう。
「佳子さまの意見やお考えを大胆に発言されるお姿に時代の移り変わりを感じます。女性皇族のご活躍が皇室全体のパワーになっているのではないでしょうか」
※週刊ポスト2015年2月13日号