2月1日、プロ野球12球団が一斉にキャンプインした。あまり知られていないが、2月1日には選手だけでなく審判もキャンプインした。
「球団に帯同し、ブルペンに入って投手の生きた球を見て、ストライクゾーンの確認をする。新人投手が投げるときなどは、球を見るために一気に複数の審判がジャッジすることもあります」(元パ・リーグ審判部長の前川芳男氏)
審判がキャンプで鍛えるのは判定に加えて「声」だ。
「キャンプ地の海辺に行って、先輩のチェックのもと発声練習することもある。もちろんアクションつき。最初は恥ずかしいが、チェックする側になると楽しいらしい(笑い)」(NPB関係者)
※週刊ポスト2015年2月13日号