東京・荒川区にある喫茶『パーラーオレンジ』のマスターである“ムロケン“こと室井健助さん。10年ほど前、亡き父が目の前に現れ、無料で鑑定するよう告げたことがきっかけで、食事した人へのサービスで、“霊視”を開始したところ、「当たる」と評判を呼び、月500人が訪れるようになった。
59才を目前に「人生で今がいちばん調子がいい」と、絶好調なムロケン。ますます研ぎ澄まされていく、その不思議な力はどう作られる? 今回は、彼が実践している“視る&当たるくらし”をズバリ聞いた。
【ルール1】食事は腹六分 間食しない
これまでもストイックな生活ぶりはお伝えしてきたが、「100才以上生きる自信がある」と豪語するムロケンの食生活について、たびたび問い合わせが。
室井:若い頃は甘いものが大好きでしたが、10年ほど前、この仕事を始める時に本格的にやめました。そういう“誘惑”に打ち克つ精神力が必要だと思ったから、今も自分に課しているんです。その前に、実は結婚を機に、酒とたばこもやめていました。奥さんにひと目惚れした時、「この人を絶対泣かせない」と決めて、体に悪いことはやめたんです(笑い)。
普段、朝昼夕、三食以外は一切口にしません。お菓子も一切なし。食事の量も腹六分におさめています。献立は魚と野菜中心で肉は少し。サラダやお浸し、冷奴にもしょうゆやドレッシング類は一切使いません。食事は奥さんがいつも考えてくれて、30品目は食べています。9割野菜というくらい野菜はたっぷりいただきます。精進料理を食べるお坊さんに近いかもしれませんね。
【ルール2】タイムスケジュールは365日同じ
室井:だらしない人と、きちんと生活している人、どちらがしっかり仕事ができるかは一目瞭然でしょう。だからぼくはきちんと規則正しい生活をしようと決めました。
起床は毎朝7時。お風呂に入ってトレーニングを1時間したら、またお風呂に入って身支度をし、お店に出勤。朝食はお店で9~10時頃、昼食は15時、夕食は早くて20時半に食べています。
帰宅は21時。お風呂に入ってからトレーニングを1時間して、その後またお風呂に入り、寝る前に医学書を片手に勉強を1時間。霊視で「この人は体温が低い」とわかっても、なぜ体温を上げないといけないのかをきちんと説明しないと納得してもらえませんから。
どんなに仕事が長引いて帰宅が遅くなっても、トレーニングと勉強は欠かせません。大事なのは継続ですから。
※女性セブン2015年2月19日号