《タモリさんから教えてもらって実践してるのが、ボディーソープを使わない美容法。肌がモチモチに変わったよ》
美容マニアとしても知られるローラ(24才)が美のヒケツとして雑誌で語ったのが、“タモリ式入浴法”だ。
芸能界きっての美肌といわれるタモリ(69才)は、お風呂では石けんもボディーソープも使わず「湯船に10分つかれば、体の汚れの80%は落ちる」と語っている。この入浴法を、ローラをはじめ、福山雅治(45才)、妻夫木聡(34才)といった美肌の面々が実践しているというのだ。
中でも福山は、自身のラジオ番組で「なんでそんなに肌がきれいなんですか!?」と聞くももいろクローバーZに「基本、洗わない。流すだけ」とタモリ式入浴法を熱く語っている。
「もともと乾燥肌だったけど、それは表面が乾燥しているだけで、人間の体って内側は潤っているらしい。だから、脂が出てくるからといって拭いてはダメ。脂が保湿してくれてるの」というのが、福山の展開した女性顔負けの美肌論だ。
美容ライターの前田美保さんも、“洗わない人”は増えている、と言う。
「ヨーロッパなどに比べて水が肌にやさしい上、清潔好きの日本では“洗う”ことが好まれます。その結果、肌に必要な皮脂まで失われ、乾燥や敏感肌に悩む人も多いのです。
最近は失われた皮脂をボディーミルクやクリームで補うより、初めから落とさず“自分の皮脂で勝負しよう”という流れになってきました。オイルブームでもわかるように、肌には脂が必要という認識が広がったことも無洗入浴の流れにつながっていると思います。肌の水分量は年をとっても若い頃とほとんど変わりませんが、皮脂は大幅に減少するんです」
レポーターの菊田あや子(55才)も、最近洗わない入浴を続けている。真っ白な肌はモチモチと弾力があり、まさに“赤ちゃん肌”だ。
「ずっと肌は丈夫だったのに、50代になって急に乾燥するようになったんです。まわりの女優さんやモデルさんがよく“肌のためには石けんで洗いすぎない方がよい”と話しているのを聞いて、洗わない入浴を始めたら、調子がよくなりました。
もともとお風呂は大好きで、ゆっくり湯船につかっていると体中の老廃物が出ていくような気がします」(菊田)
※女性セブン 2015年2月19日号