「失敗しても全然OK!」
「次に叩く一回で、その壁は壊れるかもしれない」
松岡修造(47才)の超ポジティブなそんな言葉が並ぶ日めくりカレンダー『まいにち、修造!』(PHP研究所)が、1月28日発表のオリコン本ランキングで累計21万部を突破し、カレンダーとして史上最高の売り上げ記録を更新した。
そこで本誌は、惜しくもこのカレンダーには載らなかった修造の名(迷)言を振り返ってみました。
「緊張したら、ダース・ベイダー」(著書『伝わる!修造トーク』〈飛鳥新社〉より)
映画『スター・ウォーズ』シリーズに登場するのが、黒いマスク姿のダース・ベイダー。激しい戦闘シーンでも「ホーッ」という呼吸音を乱すことがないことから、常に冷静でいたいという修造のお手本に。もし大事な試合や本番前に緊張してきたら、ダース・ベイダー深呼吸でリラックス?
「勝負だ、勝負。勝負に出ろー!」(陣痛に苦しむ妻・惠美子さんに向かって)
長女の出産直前、分娩室で叫んだのがこの言葉。もちろん、相当な痛みだが、出産を“勝負”って…。ちなみにこの言葉を発する2時間前から、修造は「他の妊婦さんが出産の痛みに耐える声が聞こえると、妻が怖がるから」と、その声をかき消すほどのボリュームで歌い続けていたという。
「心の中に、ツッコミ修造」(著書『伝わる!修造トーク』〈飛鳥新社〉より)
現役を退いてから、テニスの解説やスポーツコメンテーターとして活躍している修造は、ひとりリハーサルを繰り返してから本番に臨んでいる。その際、自分の表現や言葉に「それでみんなに伝わるのか?」と自分でツッコミを入れ、修正していくという。熱い語りもある一方、修造の解説は冷静でわかりやすいと評判だが、それを支えているのはもうひとりの修造。
※女性セブン 2015年2月19日号