1月20日、沢田研二(66才)がコンサート中にブチギレて、客に暴言を吐いたとネットで話題になった。問題のコンサートは、1月8日から開始した全国ツアー『昭和90年のVOICE∞』の最終日。開演から2時間あまり、沢田がMCをはじめ「イスラム国」について自説を語っていると、客席から「歌って~」の声。沢田はこれに激怒。「嫌なら帰れ!」と罵り、会場を凍り付かせた。
この騒動からもわかる通り、ジュリーはもともと怒りっぽいアーティストで、それゆえファンの間では、ライブ時にやってはいけない“鉄の掟”があるのだという。
「いちばんまずいのが、MCの時の声かけ。なかでも“歌って”と“頑張って”は最大のNGワードなんです。“言われなくても歌いたい時には歌うわ!”って、途端に不機嫌になってしまうんですよ」(ファンの女性)
今回は、それを知らない新参ファンが虎の尾を踏んでしまったというわけだ。また、同じファンが全国各地の複数の公演チケットを買うこともジュリーは大嫌い。
「おれはその土地、土地の人たちにいい席で見てほしいんだよ! 今日も見たことのある顔が最前列に何人もいるじゃねぇか!」
と、最前列の追っかけファンにキレたこともある。
「“チケットを取るために徹夜するんなら、もっと有効なことに時間を使え”なんて言ったこともあります(苦笑)。でも、ファンからすればジュリーを何回だって見たいし、ジュリーのために会場を埋めなければという気持ちもあるんです」(前出・ファンの女性)
3つ目のタブーが「双眼鏡」。特にジュリーからも見える前列席で双眼鏡を使うのは“ブチギレ”ポイントになる。
「“さっきから双眼鏡で見ているやつ、顔よりも下のとこを見ている。視姦されているようで気分が悪い!”と言って怒ったこともありました」(別のファン) 最後に、“出待ち”や“入り待ち”などの追っかけ行為も絶対ダメ。
ファンがこれらの掟を守っている限りは、ジュリーは気持ちよく歌ってくれるのだそうだ。
※女性セブン 2015年2月19日号