「青春小説の王道で、“純文学”と呼ぶにふさわしい作品です。『芥川賞』の受賞も、決して夢ではないと思います」
そう出版関係者が絶賛する彼とは、ピース・又吉直樹(34才)。自身初の本格小説『火花』が掲載された『文學界』(2月号・文藝春秋刊)は異例の発行部数4万部に達し、同小説は3月11日に単行本として発売されるなど、すっかり時の人。
そんな彼に誰よりも熱い、いや熱すぎる目を向けている男がいた──。1月中旬のとある夜、都内の焼き肉店にいたのは、又吉の相方・綾部祐二(37才)。男芸人7人ほどの集まりだったが、そこに又吉の姿はなかった。
「実は最近、ふたりの関係がギクシャクしてしまっているんです。コンビ結成前から一緒に買い物に行ったりする仲で、当時の相方と解散した又吉さんに綾部さんが熱烈なラブコールを送って一緒になるなど、これまでは仲がよすぎると評判だったんです」(芸能関係者)
ピース結成後、先にブレークを果たしたのは綾部だった。『よしもと男前ランキング』で毎年上位に名を連ねるイケメンの一方で、熟女好きを公言し、2012年夏には藤田紀子(67才)との熱愛が報じられるなど、そのギャップに世間は大ウケ。
「当時のピースの人気はそのまま綾部さんの人気でした。又吉さんはその風貌もあって、はじめはなかなか受け入れられなかったんですが、『よしもとオシャレ芸人ランキング』で1位に選ばれたり、演劇やクラシックが専門のフリーカルチャー誌で連載を持つなど多才な又吉さんがジワジワとファンを増やしていった。そして気づけばふたりの立場は逆転してしまったんです。さらにここへきて“芥川賞候補”みたいな噂も飛び交っているなか、綾部さんは男の嫉妬をメラメラと燃やしているんでしょう」(前出・芸能関係者)
前述の焼き肉店で、綾部はこう話していた。
「あいつが出てたら、まあテレビ消すかな。見たいとも思わないし、相方がピンで出ててもね…」
まさに“火花”バチバチッ!
※女性セブン2015年2月26日号