日本を代表する歌姫として長きにわたって人気を誇る浜崎あゆみ。しかし、ここ数年はCDシングルの売り上げも低迷しており人気の凋落ぶりが報じられがちだ。そんなメディアの声をよそに、「決して“あゆ”から離れていかない草の根ファンは多い」と話すのは、女子大生のAさん(22歳)だ。
「あゆは未だに一部のギャル層からカリスマとして崇められています。その理由は、今の女子中高生の間で“神”とされているギャルモデルたちが、こぞってあゆに憧れているからです。例えば『ねもやよ』(根本弥生)や『ゆんころ』(小原優花)などはあゆのファンを公言してSNSでも発信しています。それを見たギャルに憧れている層は、やはり“神の神”として、あゆをカリスマ視するんです」(Aさん)
また、音楽会社に勤務する女性Bさん(26歳)は、「草の根ファン」について次のように分析している。
「あゆの熱狂的なファンは、売り上げの低迷や社会のイメージを気にしていないような印象がある。昨年末のカウントダウンコンサートに来ていたファン層も、ギャル系の女子やオラオラ系の男性が多く、そういう中に地味目の中年男性ファンも一定数いる。そんなファンはお金も落とすし、簡単にファンであることをやめようとしない“忠誠心”がある感じがする。
浜崎あゆみといえば、“セレブ感、ギャル感、ヤンキー感”という3つの要素を持っています。これを兼ね備えている新しい女性歌手が出てこないので、そういうものに憧れる人たちはあゆから離れられないのでは」(Bさん)
浜崎あゆみという存在は、いまもってカリスマであるようだ。