プロ野球キャンプが始まり、今シーズンへ向けての戦力見込みだけでなく、選手たちのキャラクターも伝えられる機会が多い。ヤクルトのキーマンは捕手の中村悠平だ。相川亮二の巨人移籍で正捕手に固定され、移籍してきた成瀬善久の球をブルペンで積極的に受けるなどやる気がみなぎっているという。
チームの不安はとにかくケガ人が多い投手陣。その筆頭は昨年4月に4回目の靭帯再建手術(トミー・ジョン手術)を受けたエース・館山昌平。今年も二軍スタートとなっている。
「腕に151針の縫い跡がある館山は、昨季から力こぶを作る腕が描かれた通称『トミー・ジョンTシャツ』を作って投手陣に配っている。手術経験のある選手には縫い跡があり、手術回数を★マークで示す凝ったデザイン。周囲には縁起でもないといわれていますが」(ヤクルト番記者)
※週刊ポスト2015年2月20日号