元サッカー日本代表・サッカー解説者の前園真聖(41才)が、バラエティー番組でブレイク中だ。“女子力が高い”、“面白い元サッカー選手”と本業であるはずのサッカーよりも、ちょっと違ったキャラが評価され露出も急増中だ。ここまで彼を変えたのは何なのか――。密着すると謙虚で優しく、そして、イジられることに快感を覚えた(!?)意外な素顔があった。
一昨年10月、飲酒の末、タクシー運転手に暴力を振るうトラブルを起こし謹慎。復帰後の前園真聖は、ワイルドな風貌には似つかわしくない“イジられキャラ”に変わっていた。前園は語る。
「きっかけは昨年6月、『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出たことです。ブラジルW杯に出場している日本代表について解説するはずが、緊張からうまくしゃべれずシドロモドロでいると、ダウンタウンの松本さんに“(お酒を)飲んでるでしょ?”とか“絶対に反省してない!”とか笑えないツッコミを入れられて(笑い)。その時のやりとりが面白かったのか、翌週も呼ばれていつのまにか番組のレギュラーになったんです」
この番組がきっかけで、バラエティー番組の出演オファーが増加。そんなふうに考えるようになったのも飲酒暴行事件があったからこそ。あの騒動は彼にとって間違いなく転機となった。謝罪会見で宣言した断酒は今も継続している。
「そもそもお酒はそんなに飲むほうではなかったんです。人が集まる場が好きで、コミュニケーションのツールとして飲んでいました。たしかに体を動かした後のビールは格別ですけど、今はノンアルコールビールでも充分おいしいですしね」
実際、ラジオ番組の打ち上げに密着し、記者が「ここの写真は使いませんので、一杯いかがですか」と水を向けてみても、お酒には一切手をつけなかった。
※女性セブン2015年2月26日号