NYヤンキースで活躍している田中将大選手(26才)と2012年に結婚した里田まい(30才)。おバカキャラとしてブレイクした彼女だが、今ではすっかりセレブ生活をしているのだろうか――。
田中が日本人最高の161億円でNYヤンキースとの契約が決めると、そろってNYへ移住。そのNYの自宅の家賃は6万ドル(約720万円)ともいわれている。また、日本では最低でも家賃100万円以上の超高級マンションに滞在。
すっかりセレブになっちゃって! なんて思ったものの、キャッチした里田のファッション、実はスーパーヘビロテスタイルだった。
彼女のブログを見ると、1月30日のモデル・大西暁子(30才)とのランチ、1月12日のスザンヌ(28才)との女子旅では、ニットもパンツもパールのネックレスまでまったく同じ。昨年12月に行ったモー娘。のライブでは、ボトムスが黒パンツになっただけで他は同じアイテム。
確かに彼女は「(帰国時)お洋服はあんまり持ってこなかった」と公言していたが、せっかくのオフタイム、ブログでは最新ファッションをあれこれ見せてくれてもいいはずだ。なんてったって、NY帰りのセレブ妻なのだから。
しかし帰国してからの里田のブログを見る限り、彼女の洋服は、前述したアイテムのほか、ストライプのブラウス、ボーダーのハイネック、グレーのスエット、白と黒のカラーブロックTシャツ、モヘアチェックのトップス、デニムなど10着ほどしか持っていないように思える。
でも、実は里田のスタイルこそ、セレブの証ともいえる。今、話題沸騰中のエッセイ『フランス人は10着しか服を持たない』(大和書房刊)には、フランス人貴族の家にホームステイした著者が発見した暮らしの質を高める秘訣が綴られている。その中には表題の習慣にもふれられている。
ワードローブをたった10着に絞るなんて無理! と思うが、実際やってみると、自分自身のスタイルがはっきりと見えてくる。自分にとって必要なものはどんな服か。自分をどんな人に見せたいと思っているのか…。
例えば里田がこの冬、主に着ているコートは写真にあるこの2着。白いコートは『ステラ マッカートニー』のものだ。
「デザイナーのステラは、ファッションを通じて環境問題や社会問題に貢献しようという『エシカル・ファッション』のパイオニア的存在で、ファーやレザーを使わないデザインが世界中のセレブから絶大な支持を集めているんですよ。ステラの服を着ていることが、彼女の生き方に賛同する意味もあるんです」(ファッション誌関係者)
さらにアクセサリーはいつも、シンプルな結婚指輪とパールのネックレスのみ。バッグも一目でブランドがわかるような派手なものではないが、上質で彼女らしいものなのだ。
※女性セブン2015年2月26日号