昨年、バラエティー番組の「メイクさん200人が選ぶ芸能界美肌ランキング」で堂々の1位を獲得した綾瀬はるか(29才)。以前、彼女はある女性誌のインタビューでこんな美肌の秘密を明かしている。
《朝は水のみで洗うことが多いです》
綾瀬と同じように、石田ゆり子(45才)も著書で夜はクレンジングをするが、朝は保護膜を取りすぎないようにぬるま湯でさっと洗い流し、最後に冷水で引き締めると綴っている。また梨花(41才)も著書で、こう明かしている。
《洗顔って、肌には結構負担がかかるんだよね。だから顔をゴシゴシ洗うのは、すごく抵抗があるの。そこで考えたのが“洗わない・こすらない”私なりの洗顔法》
黒木瞳(54才)も以前、テレビ番組で、「お水でバシャバシャッてやればそれでいいのよ! 余計なことしないのがいちばん」と語っている。日本を代表する美女4人が口を揃える“こすらない”洗顔法は、やっぱりいいらしい。
村上皮フ科クリニック・村上早織院長は、こう言う。
「洗顔の時にゴシゴシこすると角質の表面を傷つけたり、軽い炎症が起きて、しみの原因になります。ゴシゴシ洗って肌の表面が傷つくぐらいなら、少々汚れが残っちゃったほうがいいぐらいです。
つまり洗いすぎないことが重要なんです。“洗う”というのは汚れを落とすだけじゃなく、皮膚に大事な細胞間脂質を落としてしまうことが多い。そうなると肌がガサガサになって、外から菌や刺激物が入りやすくなり、炎症を起こしやすくなります。炎症を起こすと、シミ、くすみ、吹き出物などのトラブルを引き起こしてしまうのです」
では村上院長が推奨する洗顔方法とは――。
「朝は水洗いのみで、夜は化粧をしたときはクレンジングをして、そのあとは泡で一度洗いをお勧めしています。朝は洗顔料を使わないほうがいいです。睡眠中には肌を修復する成分が体の中から出てきます。それを汚れだと思って洗顔料で洗い流してしまったら、マイナスからのスタートになってしまいますから。
お湯だと良い成分が落ちすぎてしまう可能性もありますから、やはり水がいいと思います。また夜の泡洗顔は指先は顔に触れずに、泡を肌の上でゆするように洗いましょう」
※女性セブン2015年3月5日号