東京・渋谷の裏通りにある農家直送の野菜を使ったメニューが人気のそのカフェは、週末の夜はほぼ女性客で満席状態。少し大きめのBGMだからこそ、お酒がすすみ、それぞれのテーブルでガールズトークが熱を帯びてくる。
2月中旬のとある夜、そのカフェの奥のテーブル席で、ひときわ盛り上がっている3人の女性がいた。
あのおっとりした口調で、ボソボソと強烈な毒を吐いていたのが大竹しのぶ(57才)。それに手を叩いて大笑いしていたのがドラマ『ゴーストライター』(フジテレビ系)に出演中のキムラ緑子(53才)。早口の関西弁でまくしたてるさまは、連続テレビ小説『ごちそうさん』(NHK)での小姑役を彷彿とさせた。そんなふたりの話の聞き役に回っていたのがベテラン舞台女優の梅沢昌代(61才)だった。
この夜は、3人で舞台『三人姉妹』を観劇しに行った帰り。話はどんどんヒートアップし、若手女優の品評会が始まった。
キムラ「私、○○○○○○○が嫌いなの」
大竹も梅沢も、うん、うん、大きくうなずいていた。
キムラ「“○○さんとご一緒できてうれしいです!”みたいに言うて、(言われたら)うれしいじゃないですか? でも、ホンマかって思ってて。監督にも“○○さぁぁぁ~ん”って言うたり…」
キムラや大竹が嫌う若手女優は、ぽってりした唇がトレードマークでCMやドラマに引っ張りだこの人気女優。ぶりっ子キャラが嫌いという女性も多いが、最近はその女子力の高さが逆に支持されてもいる。実際、キムラにも「(ぶりっ子キャラの)ノウハウが知りたいわ(笑い)」とまで言わしめた。
すみません。本誌はすぐ近くのテーブルで3人の話を聞いていました。あまりの本音だったので、とてもじゃないけど全部書くわけには…。あぁ、怖~い!
※女性セブン2015年3月5日号