昨年の年間平均視聴率は在京民放局で3位、年末年始の週間視聴率は最下位と低空飛行が続くフジテレビだが、中には景気のいい話もある。
「朝の情報番組『とくダネ!』だけは絶好調。小倉智昭さんの視聴率貯金が300万円貯まったので、スタッフ160人総出の湯河原温泉旅行が催されました」(番組関係者)
「視聴率貯金」とは、視聴率が7%を超えたら1万円、8%なら2万円、9%なら3万円を小倉がポケットマネーで出すもので、10%超えの場合は小倉主催の食事会になるという。
2年前、『スッキリ!!』(日本テレビ)、『モーニングバード!』(テレビ朝日)に抜かれて視聴率3位と低迷した時期に、スタッフの士気をあげたいと小倉が提案して始まり、それから視聴率は急回復、ここ1年は同時間帯1位をキープしている。
「2年前に7%を超える日はほとんどなかったが、最近の視聴率は9%前後。二桁超えの日も珍しくなく小倉さんは『破産しちゃうよ』と嬉しい悲鳴をあげています」(同前)
そうして2月13日の番組終了後、出演者・スタッフは湯河原へ出発。貸し切った旅館での夕食会は大いに盛り上がったという。
「わさび入り饅頭を食べる“ロシアンルーレット”や“パンスト相撲”が行なわれました。曜日スタッフや技術チームなどの対抗戦で優勝チームには5万円、2位には3万円の賞金も手渡されました」(同前)
※週刊ポスト2015年3月6日号