一時は水着になるなら仕事を受けないというガードの固さで知られた深田恭子(32)が大変身を遂げている。
ビキニ写真集、映画『ジョーカー・ゲーム』での濃厚ラブシーンに続き、初舞台となる『100万回生きたねこ』では「猫役」に挑戦。艶めかしいポーズのポスターが発表されるなどセクシー路線を邁進中だ。
さらに新ドラマ『セカンド・ラブ』(テレビ朝日系)で新境地の色気をみせている。
深田が演じる教師役と運命的な出会いを果たした亀梨和也が演じるダンサー役の恋愛物語だが、第1話(2月6日)では、全裸になって亀梨と抱き合いながら、「クチュ…ピチャ…チュパ…」と激しいキスの音を響かせ、腰まで肌を露わにしたバックショットから撓わ(たわわ)な胸が見え隠れする。
「ベッドシーンの撮影では亀梨くんに『もっとこっちに体重をかけて』と提案するなど積極的でした。キスも演技とは思えないほどの生々しさで、2人の交際報道が出たのも頷けます。今後はさらに際どいシーンがあるそうです。ここまでのセクシー役は深田さんにとっても初めて。新境地を開いたと思います」(ドラマ関係者)
滝沢秀明、東山紀之、玉木宏、くりぃむしちゅーの有田哲平、脚本家の野島伸司氏などこれまでに幾度となく艶聞を振り撒き、30歳を超えてセクシーな役どころが増えてきたとなれば、女優としては“下降線”と見られてそうだが、こと彼女に限っては違う。
「どんなにスキャンダルが報じられても『私、処女なの』とキョトンと言い放ち、それがなぜか受け入れられてしまうような雰囲気がある。最近の役柄がうまくリンクして“深田恭子なら仕方ないか”と思わせてしまう魔力が強まっているように思います」(ドラマ評論家の成馬零一氏)
一時は3か月に1回恋人が変わる“1クール恋愛”といわれたスキャンダル女王の深キョンだったが、最近は変化がみられるという。
「仕事を終えると家に直帰する真面目な生活を送っている。大好きなお酒も控えているようです。
昨年末に長く暮らしてきたマンションを引き払い、そこからほど近くにある家賃90万円超という高級マンションに引っ越したばかりで、今は愛犬との生活を謳歌している。最近の口癖は『結婚より仕事』で、今年は今までになく仕事に気合いを入れているようです」(深田の知人)
※週刊ポスト2015年3月6日号