アンドレ・キャラビ(Andre Calabuig)氏は、1927年フランス生まれの87歳。同国ペンクラブの会員だ。日本では『目からウロコのヨーロッパ』や『知らないと恥かく世界のマナー』(電子書籍)などの著書がある。日本在住40年以上の親日家だが、どうも最近、このニッポンで目に余る出来事が多い。マナー、お金、日本語、女性、子供……。そのキャラビ氏が、いまの日本人に向けて、箴言集で発する痛烈な「キャラビズム=Calabuisme」。さて、あなたはどう受け止めるか?
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Il y a des gens qui confondent le vol à l’étalage avec le piquage d’une fleur!
万引きと花泥棒を勘違いする人がいるみたい!
Les imposteurs peuvent dire des mensonges qui semblent être la vérité!
詐欺師は、真実に見える嘘を言える人です!
Ceux qui répètent tout le temps le mot Paix ne semblent pas y croire!
たびたび“平和”と言う言葉を使う人は本当に平和を望んでいるでしょうか!