広島東洋カープ一筋、通算213勝を挙げた元エースがセ・リーグの順位を予想、広島優勝を宣言した。予想は以下の通り。
【1】広島【2】巨人【3】阪神【4】横浜【4】ヤクルト【4】中日
「ここ何年かの広島の課題は、点が取れないために勝てなかったということ。それが今年は新井貴浩の復帰に加え、ドラフト1位の野間峻祥が入団。新外国人のグスマンなど、いい補強をして得点力は上がった。投手陣も、昨年のメンバーに黒田博樹が復帰加入するだけで大きな力になる。トップを争うチームであることは間違いありません。
対抗馬となるのは巨人です。何といっても地力はピカイチ。しかし今年は補強らしい補強をしておらず、阿部慎之助をはじめ高年齢化しているため、今の段階では広島の方が上です」
この2球団に肉薄するのは阪神だ。
「鳥谷敬がメジャーに行っていれば危なかったが、十分戦えるチームになっていると思います。残りの3チームは戦力的に阪神より落ちる。ただこの3つは非常に微妙。Bクラスの順位づけは勘弁してください(笑い)」
※週刊ポスト2015年3月6日号