今やテレビで見ない日はないほど活躍しているマツコ・デラックス(42才)。テレビ業界では、今後、出演番組がさらに増えるのは確実といわれている。
マツコといえば、『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)、『アウト×デラックス』(フジテレビ系) 、『マツコの知らない世界』(TBS系) 、『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)など9本のレギュラー番組を抱える超売れっ子タレントだ。
「それだけの本数のレギュラーを抱えていますからね。少し前までは、体力的に今の仕事のペースがギリギリだったそうです。それに、移動するのに普通の人の3倍の時間がかかっていましたし、局でのメイクや着替えに3時間もかかるため、1日で何本もの番組を掛け持ちするのが難しかったんです」(ある放送作家)
そうした事情もあり、マツコの出演番組の多くは、スタジオでトークするスタイルだった。しかし、今後、スタジオだけではなく、ロケがある番組にも積極的に出演していくという。
「7月から新レギュラーの話が早くも進められているのですが、すべてロケ番組なんです。これまでは、体力的に負担になるからと敬遠していたんですけどね。予定されているのは、すべて違うテレビ局で3本あって、民宿や旅館ばかりを泊まり歩くテイストのトークツアー番組や、B級グルメを探し回る珍グルメ番組、サブカル系をターゲットに若手クリエイターやアーティストの夜のたまり場を探し歩く飲み屋探訪番組です」(制作会社幹部)
マツコがロケ先で、鋭い突っ込みを入れていく姿は話題を呼びそうだが、ここへきて、“ロケ解禁”をしたのはどうしてか? 実はその背景にはダイエットの成功があるという。
「見た目にはそれほどわかりませんが、以前140kgあった体重を、20 kg減らすことに成功したそうです。その結果、体調がすこぶるよくなって、体力的な心配もなくなった。以前、何度かロケに出たこともありますが、足腰が痛くなってしまうこともあったみたいですからね。体力の負担が減ったことで、ロケスタイルの新しい番組をやってみようということになったようです」(テレビ局関係者)
ますますパワーアップしているマツコ。快進撃はしばらく続きそうだ。