ライフ

オバサンになったと実感するのは時代劇の面白さに目覚めた時

 ファッションアドバイザーの植松晃士さんが、周囲のアラフィフ女性たちを対象に、「2015ザ・オバさん」と銘打って「あなたがオバさんになったと実感するのは、どんなとき?」というアンケートを実施した。今回は、「オバさんの生態編」としてアンケート結果を報告します。

 * * *
■人の話を聞かない
 これは鉄板。何人かで集まっても、話すのは自分が話したいことだけ。ひとつの話題で盛り上がるのではなく、交互に独演会状態になります。そして話がかみ合わなくても、ちっとも気にしている様子はなく、言葉のキャッチボールどころか、ドッジボール。

 いえ、ドッジボールならまだ相手に向かってボールを投げるからマシかも。他人の話に興味がもてないと、ゲームを放棄して、隣の人とぼそぼそ話を始めたりして。これでは「何もみんなで集まらなくともよかろうに」と思ってしまいます。

■わからないことがあると、自分で解決する努力はまったくせずすぐ人を頼る
 ちょっと自分で調べればわかること、たとえば電車の発車時刻も、ホームの電光掲示板に表示されているのに、わざわざ駅員さんをつかまえて調べさせます。そのさり気ない強引さは、さすが年の功!

 愛想がいいことは救いですが、思いっきりぶりっ子笑いして、「この通り、お願いっ」と無理なお願いをされても、「その笑顔には、もう効力ありませんっ!」と言ってしまいたくなります。きっと昔はかわいかったんでしょうけどね。

■よく泣くようになった
 涙腺が緩くなったという話もよく聞きますね。昔は、「ふんっ、安っぽいストーリー!」とくさしていたドラマでも、簡単に感動しちゃうとか。

■時代劇の面白さに目覚めた
 私の周囲でも、時代劇専門チャンネルに加入する人、急増中です。でも実際、若い頃の高橋英樹さん、里見浩太朗さん、それから三浦友和さんのかっこよさといったら、ため息が出るほどですよ。

 と、つい話に熱がこもる私も、時代劇通になりかけております(笑い)。オバさん、万歳!

※女性セブン2015年3月12日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン