「美しすぎる内親王」というキャッチフレーズとともに活動が連日報じられる佳子内親王。そのファッションにある変化が起き、ちょっとした論争を呼んでいるという。
過熱する容姿への報道に秋篠宮夫妻は心配を募らせている。『週刊新潮』(2月19日号)は、「奥二重(おくぶたえ)の上にアイテープを貼り、パッチリ二重にされていた」と報じ、黒目がちに見せるため色つきコンタクトレンズを入れている可能性まで報じた。
『女性セブン』(2月19日号)では「佳子ニストのスタイルレッスン」として佳子内親王のファッションを取り上げ、「カラーリングされた」ヘアスタイルが論争を呼んでいる。
「秋篠宮ご夫妻も戸惑われているようです。とくに紀子さまは服装についてはとくに厳しく躾けてこられた。公務の場では女性皇族は360度全角度から見られるのだから、後ろ姿、立ち姿、頭の先からつま先まで気を配るよう伝えていた。それだけに二重テープなどについても“やめた方がいい”と助言されたようですが、強制するわけにもいかないようです」(宮内庁関係者)
父親世代から見てもカラコン、二重テープと聞くと「ギャルアイテム」のように聞こえてしまうが、現在は「身だしなみのメイクと同様に当たり前のこと」(ファッションスタイリスト)で、二重テープやカラコンは女子大生や一般OLの必需品だ。皇室・王室に詳しいジャーナリスト・多賀幹子氏はこう見ている。
「王族・皇族にとってファッションとは、自分のために好き勝手に着るものではなく、常に相手を考え、状況に合わせる賢明さが求められるもので“対外的メッセージ”です。皇族としてより美しくされる努力は当然大切なこと。佳子さまも見られることを意識して、しっかりセルフプロデュースされていると思います」
4月の国際基督教大学(ICU)入学後は学業に専念するため、公務の出席は大幅に減ると見られているが、美しすぎる内親王はファッションでも皇室に新風を吹き込んでいる。
※週刊ポスト2015年3月13日号