春の陽気が感じられ始めた2月下旬のある日、都内の名門私立幼稚園の校門を、手を繋いでくぐる母娘がいた。その5mほど後ろを、190cmはあろうかという長身の男性が歩いている。
その男性の正体は、阿部寛(50才)。前を歩く2人は、阿部の妻(35才)と長女(3才)だった。阿部の長女は芸能人の子供も数多く通うこの名門私立幼稚園に見事合格し、4月から入園する予定だ。
「この日は入園オリエンテーションがあって、入園前から夏頃までのスケジュールや、入園してからのカリキュラムなどの説明が行われました」(同幼稚園に通わせる保護者の1人)
阿部といえば、プライベートを徹底管理し、インタビューでも私生活を一切明かさないことで有名だ。
2008年2月に結婚した際にも、お相手については「15才年下の一般女性」としか明かさず、公開したのは妻の似顔絵のみ。2011年6月に長女、翌2012年11月に次女が生まれたことも、関係者を通じて漏れ聞こえてくる程度だった。
2人と距離を開けて歩いていたのも、自分の妻と子供だと気づかれないための配慮だったのだろう。そんな阿部がこの日、パパの顔を覗かせたのは、道路を横断する時のこと。前を歩く2人にサッと追いつくと、長女を真ん中に3人仲よく手をつないで渡っていった。
平和な親子3人の光景…なのだが、一点だけ気になる。この日の阿部は、マスクを2枚重ねていたのだ。
のどや鼻が弱く、風邪を引きやすい体質で、自宅の寝室に加湿器を3台、リビングには8台も設置しているという阿部。
この日のマスクにはもちろん変装の意味もあるのだろうが、わざわざ「2枚重ね」にしているのは、本格的な花粉シーズンの到来を受けての予防策だったのかも。
※女性セブン2015年3月19日号