「結構前に、テレビで“ノーパン健康法”っていうのをやってて、それを試したらすごくよくって」
妹・浅田真央(24才)との確執など、笑顔でぶっちゃけることから、注目度が急上昇中の浅田舞(26才)。最近出演したバラエティー番組では、就寝時のスタイルについてそう明かしたことが話題になっている。
え?と戸惑うかたも多いかもしれないが、実はこの健康法の歴史は古い。『「脱パンツ睡眠」がなぜ健康にいいのか』の著者で、五輪橋産科婦人科小児科病院の丸山淳士名誉理事長がこう説明する。
「脱パンツ睡眠健康法というのは、いまから約20年前に北海道のラジオ番組で“熟睡するにはパンツははかないで寝るのがいい”と提唱し続けたところ、“病気が軽くなった”“体の不調が改善した”と大変な反響があり、それが全国にも広まったんです」
当時本誌でも、何度も特集記事を組んだがいずれも大反響。芸能界でも大ブームが巻き起こり、かつて優香(34才)も、自身のエッセイにこう綴ったことがあった。
《夜は体をしめつけないほうがいいと聞いたので、下には何もつけずに寝ています》
「脱パンツ睡眠は熟睡するための方法で、熟睡するためには副交感神経の働きを高めることが大事なんです。
ただ体は、ごく一部が拘束されただけでも深い眠りが得られない仕組みになっています。この“パンツストレス”は、例えば寝返りの度にパンツと肌、布団の間で摩擦が起こり無駄なエネルギーが消費されたり、皮膚呼吸や発汗を妨げ、パンツで締めつけられることで血流が悪くなり皮膚温の低下などが起こります。ひと晩中布地の密着、ゴムの締めつけで拘束されているわけで、その無自覚で微弱なパンツストレスが毎晩長時間にわたって体をいじめ続けていることになる。
ですからパンツを脱げば、ストレスから解放され、副交感神経の働きが高まり、熟睡が得られる。そして熟睡により成長ホルモンや若返りホルモンが分泌されるため、体の不調が改善します」
※女性セブン2015年3月19日号