日本でテレビ放送が始まった1953年から60年超、数多くの女性アナウンサーがテレビ画面を彩ってきた。長い歴史の中で、最も輝いた女子アナは一体誰か。本誌は20代以上の男性500人にインターネット調査を実施(※)。「アナウンス力」で1位に輝いたのは誰だったのか?
【※/世代間の偏りを極力なくすため、20代、30代、40代、50代、60代以上の男性それぞれ100人ずつ、合計500人を対象にインターネット調査を行なった】
誰もが羨む美貌を持つ女子アナは多いが、職業柄最も重要なのはアナウンス力だ。視聴者が「聞きやすい」ことが何より重要だと考えれば、この評価の意味は大きい。
1位は安藤優子(56・フリー)。「落ち着きがあって聞き取りやすい」(50代男性)と本職の局アナたちを抑えての栄冠となった。安藤に肉薄したのは、2位・加藤綾子(29・フジ)、3位・高島彩(36・元フジ)という、近年のフジの2大人気アナだった。
「ルックスや親しみやすさばかり話題になるが、実はベテランアナから“アナウンス力は一級品”と評価されている。スタジオを仕切る巧さもバツグン」(フジのディレクター)という。
4位からは、やはりというべきかNHK出身者が多数を占めた。懐かしい名前は加賀美幸子(74・元NHK)だ。1963年のNHK入局以来、「朗読の加賀美」としてその名を轟かせた。
※週刊ポスト2015年3月20日号