男は単純な生き物。上手にほめれば、女性の思うがままになってしまう──。それが本当だとしたら、どうほめればいいのだろうか?
「ほとんどの男性は繊細でプライドが高く、へそを曲げると、取り返しがつかないことも。だからといって、ただほめるだけではダメ」と話すのは、ギョーカイ人が多く通う『東京CZクラブ』(大田区南雪谷)オーナー・渡邉志津子さん(60才)。たくさんのお客さんの相手をしてきた志津子ママがプロのほめテク3か条を伝授する。
■其ノ一 あえて隙をつくった上から目線で
「男性は隙のある女性を好みます。ですから、時にはわざとわがままを言ったり、上から発言をして、それで女性をかわいい、面白いと思わせるのがポイント。理路整然とした物言いではなく、ちょっと筋が通ってないくらいでいいの。つまり、男性が突っ込める隙をつくるワケ。すると、文句を言いながらも、言うことを聞いてくれるはず」
■其ノ二 「心が広いわぁ~」でヨイショ!
「夫にわがままをきいてもらったら、そのあとは必ずほめたり、少しくらい大げさに喜んだり、感謝することを欠かしてはいけません。そして、上から発言をしたあとは、“あなたは、笑って許してくれるから話しやすいの。心が広いわ”と、ヨイショしましょう。そう、『下げて』、『上げる』ことを忘れないで実行するのです」
■其ノ三 「あの時うれしかったわ」過去を振り返り2度ほめる
「なにかしてもらったときは、その場で喜びを伝えるのはもちろん、ときどきは“あの時こんなことしてくれたから、とても助かったのよ”と、過去を振り返って感謝しましょう。忘れていないことをアピールするの。“覚えてくれているんだ”と男性は感激して、さらに喜んでもらうために張り切ること間違いなしよ」
■外伝 夫の両親・親戚を大事にする
「夫婦の関係を良好に保つには、夫の両親、親族を大事にすることも大切。困っているときは積極的に手を貸し、お小遣いも渡すこと。旅行に行ったらお土産は必ず届けましょう。それから、甥っ子や姪っ子の進学時にお祝いするなど、親戚づきあいも面倒がらずにやると、気の利いた妻を持ったと夫の株が上がり、感謝されるはず」
※女性セブン2015年3月19日号