3月7、8日の2日間、三重・鈴鹿サーキットで『モータースポーツファン感謝デー』が開催された。大きな注目を集めたのが、晴天となった2日目、ゴクミこと後藤久美子(40才)とジャン・アレジ(50才)夫妻の長男、ジュリアーノ・アレジ(15才)の鈴鹿初走行だった──。
3月12日発売の女性セブン2015年3月26日号は、当日のジュリアーノを激写している。当サイトで紹介しているのは、横顔のショットだが、同誌では、素顔をはっきり見ることができる私服ショット、あどけない少年時代の写真など、貴重な姿を多数掲載。超イケメンな顔をたっぷり堪能することができる。
「やっぱり小さい時からの環境ということで、ぼくの友達もみんなドライバーだし、週末はサーキットに行ってるわけですね。その環境の中で小さい頃から育ったので“どうしてもやりたい”“なりたい”というのは当然だったと思います。2年前まではカートをやっていて、去年から車。ぼくはカーティングについては詳しくなくて力になれませんでしたが、今はやっぱり、先生として彼をサポートしてます」
その日、父・アレジがそう挨拶すると、ピットに白いレーシングスーツ姿のジュリアーノが現れた。そして、現役時代の父がチャンピオンシップを戦い、また長く走った鈴鹿を2周して初走行を終えた。車を降りたジュリアーノがヘルメットを脱ぐと、ため息交じりの歓声がこぼれた。
「かっこよすぎる。というか、美しい!!」
「超絶イケメン!!」
「やばい…俳優みたい」
ゴクミとアレジにそっくりのジュリアーノは、そんな歓声に応えるべく、流暢な日本語で挨拶した。
「みなさんこんにちは。ジュリアーノです。すごくうれしい。ありがとうございます」
MCの「興奮しましたか? どうですか?」との問いかけには、「興奮した。すごく、興奮した」と顔をほころばせた。
国民的美少女として大ブレークしていたゴクミが、アレジに出会ったのは20才のとき。当時アレジは妻子と離婚調停中だったが、離婚が成立した8日後、ゴクミに英語でプロポーズ。
「Won’t you be my fiance?」。そして彼女はフランス語でひと言、こう答えた。「Oui」。
当時の記事によると、婚約指輪は推定700万円のダイヤ、さらにはアレジの愛車フェラーリ(推定2000万円)も贈られたという。事実婚を選んだふたりは、3人の子供(長女エレナ・18才、ジュリアーノ、次男ジョン・7才)に恵まれた。
「ゴクミは、はっきりいってスパルタ教育でした。アジア人の子供だからとばかにされないように、それはもう、挨拶の仕方からペンの持ち方、食事のマナーまで正確に厳しく教えていましたよ。小さい頃はどうしてもボロボロとご飯をこぼしがちだったんですが、“フォークやスプーンを正しく使えばこぼさないはず”と、何度も何度もやり直させたそうです」(スポーツ紙関係者)
一方で、ヨーロッパで生活していても、日本のルーツを大事にしてほしい、との思いもあった。
「日常生活で彼女は、子供たちに日本語で話しかけるようにしていました。だからエレナは日本語がペラペラだし、ジュリアーノくんとジョンくんは、日本語の意味を理解して、英語やフランス語で返事をしているんですよ。今回の鈴鹿でもジュリアーノくんは流暢な日本語を披露しましたけど、実はもっと話せるんです。ただ、本人はあんまり上手じゃないってわかってるのか、あまり日本語で話したがらないんですって。まだ15才ですが、男のプライドがあるようなんですね」(前出・スポーツ紙関係者)
※女性セブン2015年3月26日号