最近、中国では第4次韓流ブームが巻き起こり、韓国を訪れる中国人観光客も激増しているという。
そんななか、K-POPのコンサートのついでに整形も、と気軽に韓国の整形外科を訪れる中国人観光客が後を絶たない。日本人の場合は、“お直し”という言葉をよく使うように、シミやしわを取ったり、一重瞼を二重にしたりとさりげなさを求める整形が多いが、中国人の場合はそうはいかない。
“女優の○○にして!”など、“全とっかえ”を希望する人も多いそう。手術を受けて顔だけでなく、若さまで手に入れた中国人が、帰りの出国審査で本人確認ができないケースが多発しているという。
ソウルから帰国予定のAさんは、パスポートの写真はどう見ても50代だが、実物の彼女は20代後半にしか見えない。出国審査スタッフは偽造パスポートを疑い、彼女を別室へ。そこでやむなくAさんは整形を告白。
病院に電話をかけて整形手術を証明してもらい、無事中国へ帰ることができた。ここ数年、ソウルの整形外科病院ではAさんのような人が後を絶たないため、「整形証明書」を発行しているという。
※女性セブン2015年3月26日号