改編期のテレビ局でキャスティングの際に参考にするのが、局が自主的に作成した「共演NGリスト」。過去の交際歴や確執など様々な事情からNGになる人たちがいる一方で、長らくNGリスト入りしながら“和解”に至るケースもある。
3月3日に放送された『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)で、さまぁ~ずの三村マサカズ(47)がヒロミ(50)と共演NGだったことを告白して話題を集めた。2人は昨年3月の『笑っていいとも!』最終回で10年以上に及んだ共演NGにピリオドを打ったという。
「タモリ(69)と小田和正(67)もそうです。過去、タモリの『フォークソングは好きじゃない』という発言から不仲になった2人が、2月にフジのショーパン(生野陽子アナ)の結婚式で握手したんです。これから2人の共演は目玉になるでしょうね」(芸能関係者)
柴咲コウ(33)と黒木瞳(54)も“和解”した2人。放映中のドラマ『〇〇妻』(日本テレビ系)では複雑な母娘関係を好演している。
「2003年の『GOOD LUCK!!』(TBS系)で共演した時に何らかのトラブルがあったらしく、それ以来NGといわれてきました。業界内では『いつの間にOKになってたの?』と驚きの声が上がりました。この2人のように、どこかの局が先陣を切ってくれれば追随できる。ヒロミと三村の和解が注目されたように、番組の話題づくりにもなりますからね」(テレビ局関係者)
※週刊ポスト2015年3月27日号