改編時期となればテレビ局は、独自に作成した「共演NGリスト」を前に東奔西走することになる。過去の恋愛関係など事情は様々だが、イメージ商売だけに「ライバル関係」や「キャラかぶり」も共演NGを生むという。
米倉涼子(39)と篠原涼子(41)は、ともに主演ドラマが高視聴率を叩き出し、“W涼子対決”として注目され続けたことから、対抗心を燃やす関係に。
「同時間帯のドラマ主演対決など常に比較され続けていますからね。篠原は仲間由紀恵(35)もNGです。ライバル関係だから……というだけでなく、実は同じアイドルグループに所属していた過去がある。その時代に触れられるのは嫌なのかもしれません」(芸能関係者)
かつて同じ事務所だった江角マキコ(48)と天海祐希(47)もリスト掲載案件。
「天海が江角と同じ事務所に移籍してきてから『キャラがかぶる』『主役を持っていかれた』と不満を募らせ、それが原因で江角は独立したといわれています。もっとも“落書き事件”の影響で、江角にはドラマ出演のオファーそのものがありません」(ドラマスタッフ)
その天海と宮沢りえもリスト入りしている。
「一昨年、天海が病気で舞台降板した時の代役をりえが務めた。代役大成功の美談として大きく取り上げられたが、天海自身は最後まで代役に反対していた経緯がある」(芸能関係者)
※週刊ポスト2015年3月27日号