《大量のコーヒーをお尻から腸に流し、自分でプッシュして洗浄する。こんな世界があったなんて~~。お腹スッキリ、頭も冴え渡り、その後の食事がさらに美味しかったのはいうまでもありません》
3月9日、ブログでこんなことを綴ったのが川島なお美(54才)。夫の鎧塚俊彦氏(49才)とのフィリピン旅行中に、“コーヒー浣腸”にチャレンジし、その効能に驚愕したのだという。一緒にやった夫は、あまりの衝撃に、しばらく放心状態になったそうだ。
コーヒーをお尻から腸に!?と驚くなかれ。これは70年も前にドイツの医師が考案したもので、今ではマドンナ(56才)やナオミ・キャンベル(44才)、英国のチャールズ皇太子(66才)もハマッているという画期的な健康療法なのだ。
やり方は超カンタンで、点滴パックに入れたコーヒーを管から直接肛門に入れて、2~3分後に出すだけ。
この“コーヒー浣腸”を日本で広めたのは、医学博士で100万部超の大ベストセラー『病気にならない生き方』(サンマーク出版刊)の著者でもある新谷弘実氏だ。
『腸内すっきり! コーヒーエネマ』(ATパブリケーション刊)の監修者で、内科医の渡邉勇四郎氏が語る。
「コーヒーに含まれるカフェインは、腸内で直接吸収されると、副交感神経を刺激して、肝臓の機能を高める働きをもっています。肝臓は体内の有害物質を解毒して排出する大切な臓器ですので、その機能が高まれば、必然的により多くの有害物質が排出されるようになります。結果、代謝が盛んになり、生活習慣病の予防や便秘解消、肥満改善に繋がるのです」
加えて、美肌効果もバツグンで、発がん性の有害物質の排出も促されるので、がん予防も期待できるという。
昨年1月に胆管がんの手術をした川島にとっては、まさにうってつけの療法だったというわけだ。
※女性セブン2015年4月2日号