レンガ造りの外壁で屋根には暖炉の煙突が伸び、周辺と比べても一際大きい洋風の一戸建て。宮城県にあるこの家は、今から約20年前、鈴木京香(46才)が両親のためにプレゼントした豪邸だ。
「当時、彼女はすでに女優として活躍していて東京暮らしでしたが、ご両親に会いによく帰省していました。お父さんが肺がんとわかってからは、お見舞いもかねてさらに頻繁に帰ってきていましたね」(近隣住民)
2002年7月に父が65才でこの世を去って以降、ここで母がひとり暮らしをしていた。しかし昨年7月、病気療養のため京香と彼女の兄が、母を東京に呼び寄せたことで、この家は家主を失った。女性セブンが取材に行くと、さまざまな種類の木や花が植えられた京香の実家の庭は雑草が伸び、門から玄関ドアに向かう小道には無数の枯れ枝が散らばっていた。
「京香さんが抱えている空き家はもうひとつあるんですよ。実家から近くの生家です。去年の夏までは、京香さんの母親が日舞を教えるために使っていたんですよ。でも、その教室も終わり。主がいなくなって半年以上経ち、家も庭もずいぶん傷みましたよね…」(別の近隣住民)
交際中の長谷川博己(38才)とは長すぎる春の真っ只中にいる京香。母の病気に加え、ここにきて空き家問題。彼女の悩みは尽きそうにない。
※女性セブン2015年4月9・16日号