4月2日、秋篠宮佳子内親王(20)が国際基督教大学(ICU)の入学式を迎える。“美しすぎるプリンセス”の入学とあって、受け入れる大学側はその対応に追われているが、入学後にはさらなる心配事が──。
ICUの広大なキャンパスは東京・三鷹市郊外の緑豊かな環境にある。そんなのどかな学校も、入学式当日は大勢の報道陣のほか、押し寄せる野次馬によって大パニックに陥ることが確実視される。
「マスコミ公開の有無や、大学関係者以外の立ち入りチェック、学生によるサークルへの勧誘をどうするかなど、宮内庁と調整を続けている段階で、今は何もお答えできる状態にない」(ICU広報担当者)と学校側も厳戒態勢を敷いている。
ICUには佳子内親王の姉である眞子内親王も通っていたが、当時はこれほどの騒ぎにはならなかった。宮内庁関係者が不安を漏らす。
「現在のフィーバーを考えると、今回はどんな状況になるか予測できない。大学の自治があるから、表立って役所が干渉するわけにはいかないだけに心配だ」
関係者の不安も無理はない。佳子内親王は学習院大学時代にも“パパラッチ”に悩まされてきた。
「入学式の前から、チアリーダー部の新歓コンパで歌舞伎町の居酒屋を訪れた様子が写真週刊誌に報じられた。入学後も佳子さまのファッションや学生生活がツイッターで頻繁に“生中継”された。“皇族学校”の学習院でもそうだったのだから、よりオープンな校風のICUでは何が起きるかわからない」(同前)
秋篠宮家の関係者には「眞子内親王の写真流出」という苦い経験がある。在学中の2011年10月、所属するスキー部の合宿で撮影された男子学生とのツーショットや、当時未成年だった眞子内親王が酒の置かれたテーブルの前でポーズを取る写真がネットにアップされて波紋を呼んだ。
佳子内親王に同様のことが起きても不思議はない。すでにICUの学内では男子学生による「KFC=佳子さまファンクラブ」が結成されたという。「佳子さまの姿をひと目見たい」「写真を撮りたい」という学生は少なくない。
「3月に佳子さまが伊勢神宮で成年報告をされた時も、駅前にカメラを持った人が数百人も押し寄せた。入学式は厳重に警備するとしても、その後の通学時はどうするのか。眞子さまは他の学生と同じく電車通学で、校舎内ではSPを伴わない生活をされたと聞いているが、佳子さまは難しいかもしれない」(皇室記者)
※週刊ポスト2015年4月10日号