ビジュアルも活躍も、この4月で46歳とは思えない。1990年代を代表するアイドル・森高千里の人気が再燃している。『ブルーノート』でライブを開けば即完売、若者に人気の夏フェス『サマーソニック』では入場規制までかかった。
4月からはフジテレビの歌番組『水曜歌謡祭』でMCを務める。歌手デビュー28年目にして、まさに「第2次森高ブーム」を迎えているのだ。
中森明菜(49)、工藤静香(44)など最近復活した往年のアイドルは多いものの、「全盛期を上回る勢い」は森高くらい。人気DJとコラボするなどして、かつての人気を知らない10~20代からも「懐メロ歌手」ではなく「現役アーティスト」として受け入れられている。
コラムニストの山田美保子氏も「彼女の歌詞はセンスがあるし、時代を切り取る感性が素晴らしい」と大絶賛する。
やはり最大の魅力は「変わらぬプロポーション」だ。デビュー時からのファンという49歳の会社員がいう。
「『17才』を歌っていた頃の超ミニが懐かしいけど、今でも美脚とスタイルは相変わらず。あんなにミニスカートが似合って、パンチラが見たくなるアラフィフはいないでしょ! 江口洋介と結婚して子供が2人いる現実を忘れさせるアイドルぶりです」
若い世代も「AKB総選挙でも10位以内に入れる」(23・会社員)、「母親と同じ歳だけど付き合える」(20・男子学生)と大絶賛。
森高が「奇跡の40代」となった理由は芸能界きっての「美容フェチ」だからだという。芸能関係者が語る。
「化粧品や美容グッズ、エステなどに使う額は月額100万円近いという噂も囁かれています。お金だけじゃなく日々の努力もすごい。週に数回、ジムのプールで1kmの遠泳をやって、お風呂の後は脚を塩もみしているそうです」
芸能界で四半世紀を超えて現役バリバリでいるのは並大抵の努力ではないようだ。
※週刊ポスト2015年4月10日号