2015年のプロ野球が開幕した。専門家による様々な予想が出ているが、もっともシビアな予想を『週刊ポスト』編集部が入手した。野球賭博の「ハンデ表」である。そのなかから、併記されていた順位予想を紹介する。
これによれば、セ・リーグは球団創設80周年の阪神が悲願の優勝を飾り、パ・リーグは3位と4位が入れ替わるだけで昨年とほぼ変わらないと分析されている。そこに記された順位は以下の通りである。
【セ・リーグ】
1位:阪神
2位:巨人
3位:広島
4位:ヤクルト
5位:横浜
6位:中日
【パ・リーグ】
1位:ソフトバンク
2位:オリックス
3位:ロッテ
4位:日本ハム
5位:西武
6位:楽天
「ハンデ師は膨大な資料と知識、そして情報を元に、ハンデを設定している。昔はそれらをまとめた大学ノートを何冊も持っている者が多かったが、今はパソコン管理が主流」(野球賭博の現場を良く知るX氏)
大金が動くだけに予想はある意味誰よりも真剣であることは間違いない。
※週刊ポスト2015年4月10日号