最近はやりのふるさと納税。活用したいと思いつつも、仕組みが分からず尻込みしてしまっている方も少なくないのでは? ふるさと納税を気軽に始められる方法をご紹介します。
ふるさと納税は、応援したい都道府県、市区町村に寄付することで、所得税と住民税から控除を受けられる仕組みだ。寄付金額のうち2000円を超えた分は、還付や控除という形で戻ってくる。これまでは確定申告が必要だったが、4月からは一定の条件を満たせば、確定申告が不要になる見通し。
現在、多くの自治体でお礼の特典を用意しており、実質2000円の負担で特産品をゲットできるお得なシステムなのだ! 寄付先は出身地や居住地ではなくてもいいので、じっくり調べて寄付先を選ぼう。
家族の食事は、すべてお礼の特典でまかなう金森重樹さん(45才)。ふるさと納税達人に聞いた、お得に楽しむポイント3か条とは?
【1】初心者は水や米など、確実に消費できる生活必需品がおすすめ。
【2】1年間に数回寄付をしても、特典返礼回数が限られた自治体もある。回数制限に気をつけよう。
【3】税金を払っていない扶養家族の名で寄付しても還付金はない。つまり専業主婦なら、夫の名義で申し込みをしないとお得にはならないので要注意!
さらに、今年4月からの法改正で、5件以下の寄付なら、会社員などの場合、条件により確定申告が不要になり、控除される寄付金額の上限が倍になる見通し。なお、事業者の場合、確定申告は引き続き必要。
こんな動向もおさえつつ、早速初めてみては?
※女性セブン2015年4月16日号