東京湾を望む都内の湾岸地区に建つ高級高層マンション。そこから30mほど離れた駐車場に、1台の白いキャンピングカーが停まっている。天井が高いため、近くには別のキャンピングカーも並ぶが、その白いキャンピングカーの主だけは夜な夜なやって来る。主の名は劇団ひとり(38才)。
《ベッド、キッチン、テーブルが狭い車内にギュッと凝縮されており、そこはさながら大人の秘密基地である》
2012年にキャンピングカーを購入したひとりは、そのときの興奮をそう明かしたが、手に入れるまでには大きな障害があった。それは妻の大沢あかね(29才)。新車のキャンピングカーは700万円前後が相場で、安い物でも500万円は下らないとあって、大沢はひとりがカタログを見せて魅力を説明しても、「ふ~ん」のひと言。2010年に子供が生まれてからは「そんな散財しようとして。ちゃんと子供の将来のこと考えて」と一蹴されたこともあった。しかし何度も熱心に説得するひとりに、大沢も渋々了承したのだった。
「原稿を書いたりネタを考える時間のため、という名目で買ったんですが、最近は奥さんに怒られたりけんかしたときに、逃げ込んでるみたいです(苦笑い)。少しずつ頻度も増えてきているようで…」(芸能関係者)
ひとりはかなりの恐妻家で、過去にバラエティー番組でセクシー女優と濃厚なラブシーンを演じた際には、「奥さんに見られたら、離婚ですよ」と怯えきっていた。
「奥さんの誕生日にバッグを買いに行ったときにも、彼女が気に入ったカラーが在庫切れで手に入らなかったんですが、そのあとなぜか高級メガネを買わされたって話してましたね。フードプロセッサーで大根おろしが作れるかどうか、っていう些細なことで大げんかしたこともあったそうですよ」(前出・芸能関係者)
※女性セブン2015年4月9日・16日号