【書籍紹介】『ネットの危険を正しく知る ファミリー・セキュリティー読本』一田和樹/原書房/1728円
セキュリティーの専門家で、ミステリー作家でもある著者は、ツイッターやLINEなどには、子供が危険と知らずに本名や住所を書き込んで個人情報がもれたり、ネットいじめの被害者になる可能性があったりと、落とし穴が多いという。
ただ広く普及して使用をやめるのは難しいので、最低限の防御法として課金しない、固有名詞を出さないなどを提案している。わかりやすい小説も使い、ネットの脅威から家族を守る方法が詳しく解説してあるので、ネット社会を生きる現代人は必読だ。
※女性セブン2015年4月23日号