広島カープを応援する「カープ女子」がブームとなっているが、かねてからの広島ファンも大歓迎のようだ。熱狂的広島ファンとして知られるお笑いコンビ「ザ・ギース」の尾関高文(36才)は、「カープ女子は広島を全国区にしてくれた功労者」と評価する。
「カープのことを女性が語るなんてひと昔前では考えられませんでした。カープ女子が増えたおかげで、球場全体がますます盛り上がっています。カープのユニフォームって女性をかわいく見せてくれるんですよね(笑い)。
ホーム用のユニフォームは白地ですが、彼女たちはビジター用(本拠地以外での試合)の赤いユニフォームを着ているのが特徴。みんなカープファンであると同時に、ファッションを楽しんでいるんだなぁと思います。今はレディース専用としてピンクのユニフォームが発売されているんで、それもまたかわいいですよ」
確かにグッズを見ると、ネイルセットや化粧筆などカープ女子を意識したものが多く販売されている。
そうはいっても、「野球のルールとかよくわからないし、広島には縁もゆかりもないし…」という人も多いはず。前出・尾関は「カープのことを何も知らなくても、野球に興味があればそれで充分」だと言う。
「なかには、『選手名もわからないくせに』とか、『成績低迷時代を経験していないのに…』というような古株の“カープマダム”もいるようですが(笑い)、気にしなくて大丈夫。球場に来て試合を見ているうちに選手の名前も覚えるし、ルールもなんとなくわかってきます。それにマツダスタジアムはいろいろな部分に楽しませようという工夫があって、遊園地のようだからスタジアムに遊びにくるだけでもいい場所。カープに点が入ったら喜んで、みんなでハイタッチする、それだけで楽しめますよ」
真っ赤な“鯉のビッグウェーブ”、のらない手はありません!
※女性セブン2015年4月23日号