ここ数日の温かい日射しが消え、朝から冷たい雨が降る朝だったが、その場所だけは春爛漫といった笑顔であふれていた。そこは私立小学校お受験界の最高峰。「倍率20倍」という狭き門をくぐり抜けた子供たちの入学式が行われていた。
黒や紺のスーツの保護者の中で、和装に身を包み真っ赤な和傘を差していたのは、大相撲の横綱・白鵬(30才)。
2007年2月に結婚した白鵬と紗代子さんは、長女(7才)、長男(6才)、次女(4才)と3人の子宝に恵まれた。今年は、昨年の長女に続き、長男の入学式となったのだが、2人の子供を見事合格させたのは紗代子さんの力が大きかったという。
「彼女はとにかく子供たちの教育に熱心で、“うちの子は日本とモンゴル両方の国籍を持っているから将来は国際色豊かな分野で活躍してほしい”って、小さな時からつきっきりで勉強を教えていました」(紗代子さんの知人)
白鵬は日本のお受験事情に疎く、勉強は紗代子さんに任せていたというが、ひとつだけ、学校選びについて条件を出したという。
「“おまえが出た学校よりいいところに行かせてやれよ”って。白鵬さんは冗談半分だったんですが、学習院大学卒業の彼女は真に受けちゃって(笑い)。“じゃあ絶対、合格させるんだから!”って、一気にやる気に火がついて、トップ校に狙いを絞ったそうです」(前出・紗代子さんの知人)
※女性セブン2015年4月23日号