1億7000万円の超高級マンションの購入資金をスポンサー関係者から無利子で融資してもらっていた件で謝罪した日本テレビ・上重聡アナウンサー(34)。テレビ業界関係者はいかに振る舞うべきなのか。元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏が指摘する。
「自戒を込めていうのですが、テレビに関わる人間、特にテレビに出演している人間は、大なり小なり“利益供与”ととられかねない恩恵を受けていることを認識すべきだと思います。
企業の方の前で“この商品いいですね”とでもつぶやこうものなら、段ボール箱いっぱいのその商品がアナウンス室に送られてくることもあります。
だからこそ、自分を律する高い意識が必要になってくる。それは自分がテレビ局を離れてわかったことです」
上重問題を“芸能ニュース”のように扱っている他局でも、きっと首筋の寒い者は多い。
※週刊ポスト2015年4月24日号