芸能

出産で引退 「昭和妻」山口百恵と武田鉄矢妻に憧れる上戸彩

“昭和妻”を目指しているという上戸彩

 いつもはお酒を飲み盛り上がる恒例の会だが、この日は少し様子が違っていた。

「お誕生日おめでとうございま~す!」。歓声が上がり一同が乾杯するなか、彼女が口にしていたのはソフトドリンク。時折自然とお腹に手を当てるなどママの自覚の芽生えも見せていた──。

 集まったのは『3年B組金八先生』シリーズ第六期のメンバーを中心とした20人の仲閒たち。4月初旬、桜が満開のなか、武田鉄矢の66才の誕生日を祝う会が都心の高級レストランで行われていた。

「この日は先生(武田)と『金八先生』のプロデューサーの誕生会だったんです。第六期は特に仲良しで、15年経つ今も毎年集まってるんですよ。メインキャストだった上戸彩ちゃん(29才)ももちろんいました。親しい仲間内なので隠す様子もなく、その様子からアッ、おめでたかな…と思っていました」(ある参加者)

 4月11日、夫のHIRO(45才)との間に第一子を妊娠していることを明かした上戸。現在妊娠3か月で、《たくさんの方に支えられ、出産の準備ができている事に感謝致します》と喜びの報告となったが、 SMAPの木村拓哉(42才)主演の連ドラ『アイムホーム』(テレビ朝日系。16日スタート)に出演中とあって心配の声もあがった。

「いちばん大事にしなければいけない時期にハードな撮影スケジュールは心配です。上戸さんも相当悩んだみたいで、降板も考えたそうですよ。でも、周囲の気遣いもあって、発表に踏み切ったそうです。木村さんもスタッフ全員で支えると応援態勢です」(ドラマ関係者)

 不安定な時期だっただけに周囲に報告できてホッとしているという上戸だが、すでにその“先”まで見据えていた。

「上戸さんは、もともとお子さんができたら芸能界を引退しようという考えなんです。彼女は山口百恵さんの生き方に憧れていて、結婚後に引退して表舞台に出ない百恵さんと同じ道を歩みたいと話していたのを聞いたこともあります」(上戸を知る芸能関係者)

 そんな上戸にとって百恵さんよりも身近な“理想の夫婦”がいた。恩師・武田夫妻だ。

「奥さんの節子さんは、21才で武田さんと結婚して、その後は妻として、2児の母として、懸命に家庭を支えてきたかたです。大スターの妻だからといって、決して出しゃばったりせず、専業主婦として生きたまさに糟糠の妻。『金八』で共演して以降、武田さんと家族ぐるみのつきあいになった上戸さんは、節子さんのそんな生き方に感銘を受けていました。“私も将来は、先生と節子さんみたいな夫婦になりたい”って、いつも言っていましたね」(前出・芸能関係者)

 武田が2011年に心臓の大動脈の手術を受けた際も、入浴から排泄までつきっきりで看病する節子さんの姿に、上戸は胸を打たれたという。2012年にHIROと入籍してからも「節子さんのような“昭和妻”になりたい」という思いを胸に武田夫妻との絆を深めていった。

「上戸さん、結婚後は節子さんに料理を習っていました。週に1度、武田さんの自宅に通って、野菜メインのヘルシー料理や、お菓子作りなんかを教えてもらっていたそうです。最近では、子育ての相談を武田さんご夫妻にしていたりと、早くも“理想の昭和妻”になる準備は万端みたいです」(前出・芸能関係者)

 先生から教え子へ、大切な思いは伝わっていた。

※女性セブン2015年4月30日号

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