入学式から10日ほどが経ち、いつもの平穏の日々が戻った国際基督教大学(ICU)。4月中旬のある午後、スキニータイプのデニムにネイビーのアウターを合わせられた佳子さま(20才)は、仲の良い女子学生3人と談笑されながらキャンパス内を歩かれていた。
「佳子さまは前髪をサイドに流した“おでこ見せ”スタイルで、かわいかったですね。この日は雨が降っていたんですが、佳子さまも私たちと同じビニール傘を使われていて、親近感を覚えました」(目撃したICU学生)
すっかり新たな生活に馴染まれている様子の佳子さまだが、入学式直後、最初の試練を迎えていた。
ICUには1、2年次にELA(リベラルアーツ英語プログラム)という学生の英語力を向上させると同時に、ICUで効果的に学ぶための思考力と技術を養うための英語プログラムがある。
そのプログラムは英語力に応じてクラスが分けられるのだが、そのクラス分けテストが行われたのだ。
一部報道では、英語に関して“ビリギャル”と伝えられている佳子さまは、ご入学前から猛勉強され、このテストに挑まれたという。
「クラスは4つのレベルに分けられるんですが、佳子さまは上から3つ目のレベルのクラスに決まったそうです。レベル1、2のクラスは帰国子女や長期留学経験のある英語力が高い学生がほとんどですから、平均的な英語力の学生が集まるレベル3に入られたのなら大成功といえるでしょう」(ICU関係者)
“ビリギャル”脱出とはいえ、佳子さまの今後のキャンパスライフは超ハードなものになるという。
「レベル1のクラスなら英語の授業は『ARW(読解と論文作法)』だけで、週に5コマ程度ですが、レベル3なら『ARW』に加えて『RCA(精読と英文構成法)』と『AS(アカデミック・スキル。講義の聴き方やノートの取り方など、ICUで学ぶ上での技術の勉強)』の授業も必須で、週10コマほど受けなければなりません。しかも、毎回、難しい宿題が出ますし、予習復習をしなければ、授業についていけない。授業以外でも、毎日、最低2、3時間の勉強が必要なんです」(前出・ICU関係者)
※女性セブン2015年4月30日号