1等・前後賞合わせて7億円が当たるドリームジャンボ宝くじの発売が5月13日に迫った。連続当せんを目指して今年のグリーンジャンボの当せん売り場を訪れる人も多くいそうだが、宝くじ評論家・長利正弘さんはこう分析する。
「ジャンボの当せん売り場は全国にバランスよく広がっていることが多いんですが、今回のグリーンジャンボは東北での当せんが少なく、逆に西日本で多く出たようですね。しかし、それ以上に注目すべきは岡山の津山京町チャンスセンターと愛媛の竹村商店です」
ほかの売り場が1等と前後賞を揃って出しているのに対し、津山京町チャンスセンターは1等と前賞、竹村商店は前後賞のみの当せんとなっているのだ。
「宝くじ購入者のほとんどは10枚のセットで買いますが、連番で購入した場合には末尾が0~9までの連続した数字の宝くじが手元にきます。今回の1等当せん番号は末尾が9だったため、前賞は同じセット内にある末尾8のものですが、後賞の末尾0は次のセットに入っているんです。津山京町チャンスセンターでは、もう1セット連番を購入していれば後賞の1億円も当たっていたかもしれないので、当せん者はとても悔しい思いをしているでしょうね」(長利さん)
一方、竹村商店ではバラで売られたものから前後賞が出たわけだが、長利さんは「もしかしたら売れ残ったくじの中に1等があったのかも」と推測する。
紙一重でさらなる高額当せんを逃した2つの売り場だが、肩を落とすのはまだ早い。風水師・伊藤夢海さんはこう話す。
「当せんにあと1歩まで近づいたということは、それだけ大きな運気がこの売り場にやってきたということ。さらにいうと、結局当せんが出なかったわけですから、その幸運はまだこの売り場に残っているんです。九星気学によると、今年は三碧木星の星回り。これは“これから”とか“新芽”、“成長”といった意味を持っています。売り場に“残り福”が根づいて大きくふくらんで、今後さらなる高額当せんが期待できますよ」
幸運の鍵はそれだけではない。2つの売り場は瀬戸内海に面した県に位置している。
「一度引いた波が大きくなって打ち寄せる様子は、“成長”というキーワードにぴったりです。夏に向けて気温が上がると海のレジャーも増えて人が多く集まり、さらに運気が上昇していきます。ドリームジャンボだけでなく、その先のサマージャンボでも期待がもてますよ」(前出・伊藤さん)
※女性セブン2015年5月7日号