4月の改編人事で様変わりした女子アナ界の「相関図」。大きな動きがあったのがNHKだ。看板報道番組『ニュースウオッチ9』で抜群の人気を誇った井上あさひアナ(33)が、なんと京都放送局に異動。
「彼女ほどのエース格が地方に異動するのも異例ですが、大阪や名古屋などの主要局でないのはさらに珍しい。
反籾井(勝人)会長派と見られた末の事実上の更迭人事だったといわれる大越健介キャスター降板の煽りを食ったという説もあるが、それぐらいのことで人気アナを飛ばすのはもったいない。1~2年の充電期間を経て、すぐに東京に戻るといわれています」(NHK局員)
代わって花形ポストに収まったのが井上アナと同期の鈴木奈穂子アナ(33)だ。
「前職の『おはよう日本』と『ニュースウオッチ9』を両方経験することで、局としては次世代のエースに育てようということでしょう。5年後、井上アナとどちらが出世しているか、局内では賭けの対象になりそうなくらい盛り上がっている」(同前)
そんな中、絶対女王に君臨するのが有働由美子アナ(46)だ。
「長年のライバルと目されていた青山祐子アナ(42)が結婚、第一子の育休中に第二子も出産し、長期離脱している間に有働アナが存在感をますます増している。天性の人たらしで、下ネタやオヤジネタでもすべて対応するから幹部たちからのウケも抜群。籾井会長にも気に入られていると聞く。
すでに理事待遇で、今後さらに出世していくはずなので“初の女性会長は彼女だ”と本気で推す声まである」(別のNHK局員)
※週刊ポスト2015年5月8・15日号