秋篠宮家の次女・佳子内親王(20)の入学以降、自由な校風で知られる国際基督教大学(ICU)がピリピリムードに包まれている。4月8日の入学式では20人以上もの私服警官が警備にあたり、保護者を装って潜入取材を試みたマスコミが次々と“御用”になった。
「各社の記者やカメラマンの顔は記憶している」(警察関係者)というから、マスコミ対策は万全だ。
しかし、佳子内親王を狙うのはマスコミだけではない。すでに一学期の授業が始まっているが、怪しい動きをする学生もいるという。
「仲の良いご学友もできて、佳子さまは講義に集中しています。ただ、大学側は相変わらず緊張感を漂わせています。というのも、望遠カメラで狙うパパラッチもどきの学生が出てきたからです」(ICU関係者)
学生たちをパパラッチに仕立て上げているのは、アイドルの生写真を売買する専門業者の存在だ。彼らが佳子内親王のプライベート写真を高額で買い取るというのである。
「アイドルのプライベート写真は1点3000~5000円程度だが、佳子さまなら1点1万円以上の取引になる。学校から出てくる学生に声をかけてスカウトしているようです」(アイドルウォッチャー)
目下、彼らが注目しているのが初の学外行事となる「リトリート」と呼ばれる合宿だ。毎年5月に新入生を対象に行なわれるもので、教職員らを含め700人が寝食をともにする。
「目的は新入生の交流。現在、佳子さまのご学友は英語のクラスメートが中心ですが、合宿中は様々な学生と触れあいます。当然、佳子さまも食事や入浴、就寝までみんなとともにします」(前出のICU関係者)
入浴時の警備は特に力を入れる必要があるはず。学内の警備についてICUに聞くと、「取材はお受けしていません」(広報担当者)というのみだった。
静かなキャンパスライフを送れる日は、いつ来るのだろうか。
※週刊ポスト2015年5月8・15日号