若者が集まる街に隣接しながらも、深い緑に囲まれ静寂に包まれた隠れ家的な場所に立つその高級低層マンションは、以前より、各界の有名人らが住んでいることでも知られている。昨秋、このマンションの新たな住人になったのが吉田鋼太郎(56才)だ。
「奥さんと一緒に引っ越していらっしゃいましたよ。腕を組んで散歩に行かれたり、夜も遅い時間に、連れだって帰ってくることもありますし、うらやましいほど仲良しなんですよね」(近隣住民)
お、奥さん!? 吉田は、バツ3で(※最初の結婚は未入籍のまま破局)、2人目の妻との間には長男もいるが、現在は独身を公言している。しかも、現在、最大のモテ期が到来中。もともと舞台俳優だったが、ドラマ『半沢直樹』(TBS系)で全国区になり、NHK連続テレビ小説『花子とアン』の伝助役で大ブレーク。現在テレビ界で引っ張りだことなっている。
そんな彼の奥さんって!?──取材を進めると、それは元タカラジェンヌの安蘭けい(44才)のことだった。
「なかなか俳優同士が一緒になっちゃうとうまくいかない部分もあるので、一緒に住んだりはしないです」
昨年6月、女性セブンが吉田と安蘭の熱愛をスクープした時、吉田は、交際3年を認めながらも、そう語っていた。ところがその直後、ふたりの関係は大きく進展していた。
「吉田さんは安蘭さんより12才も年上。しかもこんなブレークする前は生活も安定していませんでしたし、彼が住んでいるアパートに彼女を呼ぶこともできず、彼女のマンションへ通う日々でした。それに“バツ3”という引け目もあって、“彼女にプロポーズなんてできねぇよ”と悩んでいましたね。でも、今や超売れっ子。昨年10月の彼女の誕生日を前にプロポーズをして、今は4度目の結婚に向けてプレ新婚生活を送っているんですよ」(安蘭の知人)
ふたりの新居は、広さ150平方メートル、家賃80万円以上のファミリータイプの部屋。年越しは、吉田の親友である・小栗旬(32才)と妻の山田優(30才)、生田斗真(30才)ら友人を招いて正月を迎えたという。
「もちろん料理担当は安蘭さん。吉田さんのなかでは、“新妻”のお披露目会でもあったと思いますよ」(芸能関係者)
最近のインタビューで吉田はこんなことを語っていた。
《僕にとって家は憧れなんです。家を家庭と置き換えられるかもしれない。夜、家路を急いでいると遠くから家の明かりが見えて、扉を開けたらちゃんと迎えてくれる人がいる所。明日も頑張ろうというエネルギーをチャージできて、本当にそこが幸せだなと思える…。いつか僕もそんな家に帰ってみたいですね》
もちろん、そんな吉田の夢はもう叶っている。安蘭の左手薬指にはダイヤがたくさんついたリングがキラキラ輝いているという。
※女性セブン2015年5月14・21日号