女優・綾瀬はるか(30)が3月末に写真集『SEA STORIES Haruka Ayase』(宝島社刊)を発売。Fカップの水着姿を収めた肝いりの写真集だったが、不振に喘いでいる。
2000年にデビューした綾瀬は当初、グラビアアイドルとしての活動がメインだった。その後、女優活動が評価されてドラマやCMに引っ張りだこに。大河ドラマの主役も張って国民的女優となった今、満を持してバスト88・Fカップの水着姿を約10年ぶりに披露したのだが、売れ行きは芳しくない。
「4月中旬時点で実売は約4000部に留まっています。同時期に発売されたAKB48・小嶋陽菜の写真集が約7万部ですから、大きく水をあけられました」(スポーツ紙記者)
バストサイズ自体は変わっていないが、ウォッチャーの間で指摘されるのが体型の変化だ。
綾瀬はデビュー直後に8キロも体重を増やしてしまい、引退寸前まで追い込まれた経験を持つ。テレビ番組の企画でダイエットに成功したものの、太りやすい体質はなかなか変わらずに本人が悩む一方、その「ムチムチ」を好むファンは少なくなかった。
「太ももや二の腕がプニプニしていて、顔も今よりだいぶ丸かった。今回の写真集は胸の谷間はしっかり写っていますが、以前よりだいぶスレンダーになってあばらが少し浮いていたのが残念でした。
昔は露出も多く、2002年の日韓W杯の時に代表ユニフォーム柄の小さなビキニを着て下乳がはみ出ていたことは、今も語り草になっています。それに比べて今回の水着カットは大人の魅力を意識してか遠目から撮ったものが多く、男性目線では物足りない」(同前)
だが、芸能レポーターの城下尊之氏は綾瀬サイドに焦りはないとする。
「今回の写真集はイベントやテレビ出演でのPRがほとんどありませんでした。30歳の節目に写真集を出すことが大事で、売れ行きをそこまで気にしていないと考えられます。大女優への道を歩む綾瀬さんを事務所は大切にしていて、記録を残す意味で写真集を一定の間隔で出し続ける意向のようです」
※週刊ポスト2015年5月8・15日号